輸入車、特に欧州車は国産車と異なる設計思想で作られており、長く快適に乗るためにはいくつかの押さえるべきポイントがあります。今回は20年以上の整備経験から、特に重要な3つの維持管理ポイントをご紹介します。
欧州車の多くはロングライフ設計で、メーカー推奨のオイル交換サイクルは1.5万〜3万kmと長めに設定されています。しかし日本の渋滞・短距離走行が多い使用環境では、5,000〜10,000kmでの交換を強く推奨いたします。
欧州車の冷却系は精密設計のため、冷却水の劣化が即トラブルに繋がります。2〜4年または40,000km毎の交換を目安とし、純正または同等の青/ピンク系クーラントを使用してください。混色は厳禁です。
多くの輸入車は2年毎のブレーキフルード交換が指定されています。吸湿性が高く、湿気を吸ったフルードは沸点が下がりベーパーロックの原因になります。車検時のついで作業ではなく、独立した整備として実施することをおすすめします。
これら3点を守るだけで、欧州車の信頼性は大きく向上します。お困りの際はお気軽にご相談ください。